女性の潮吹きと「イク」というオーガズムの違いを特徴と共に解説

男女共に性的知識や経験の浅い方だと

潮吹きに関して

「エロ動画などの映像の世界だけ…」

と思っている方々は珍しくはありません。

結論から言いますと

体質にもよりますが女性は潮吹きします。

そして

女性の潮吹きとオーガズムいわゆる「イク」という事は基本的に違います。

当エステ「リップス」は

中イキしたい女性のための

性感エステでもあるため

中イキしたい女性からのご応募も日々多く頂いています。

ご応募頂いた女性の中には

中イキした後で潮を吹いてしまう女性もいます。

もう少し具体的にお伝えすると

リップス代表でありご応募女性の相手となる私h-iが

この状態なら吹かせられるな

と判断した場合は吹かせちゃったりします笑

ですが、その時の潮吹きは

クリイキでもなければ中イキでもありません。

リップスへご応募いただく女性のほとんどが

潮吹きや中イキをリップスの施術体験で初めて経験するため

女性自身が身体に何が起きているのか分からず

潮吹きやオーガズムを得ているという状況はよくあります。

しかし

このような状況は当エステ「リップス」応募女性以外の

一般女性にも日常の性生活の中であり得ることです。

そこで、当ページでは潮吹きとオーガズムの違いに関して

専門家の研究なども踏まえながら詳しく解説します。

女性の身体に起こる生理的及び性的現象

昭和や平成の一昔前は性的快感を追求するにしても

書籍や雑誌やビデオなどしか情報源が無く

それらも男性目線のエロに偏りがちでした。

性的快感の追求という文化事態も今ほどなかったといえます。

しかし、時代は令和へと変わり

女性の性的多様性が尊重され

インターネットを筆頭とした情報源も増えました。

「リアルな声」や「エビデンスベースの知識」の普及によって

女性の性的快感に関しても

一昔前まであやふやで抽象的だったことが明確化しています。

抽象的だったことを明確化するという事も踏まえ

ここではまず女性の身体に起こる生理的及び性的現象について紹介します。

潮吹き

そもそも女性の潮吹きの「潮」の主成分は尿です。

尿に少量の「スキーン腺（女性前立腺）」からの分泌物が混ざったもの¹

であることが多くの研究で発表されています。

最近では2022年の岡山中央病院の研究でも報告されています。

液体は無色透明でサラサラしているのが特徴で尿道から出ます。

そのあたりも尿の性質に近いといえます。

シーツなどに大量に付着しても乾きやすい印象があります。

女性によって個人差はあるものの

意思に反して吹いてしまい吹いてることに気付かない女性も居ます。

指の刺激で潮を吹く場合は

Gスポット近辺の刺激で吹くのも特徴の一つです。

吹く前にGスポット近辺が膨張し膨らみを感じることがあります。下画像参照

潮を吹く際には基本的にはオーガズムは伴いません。

過去のリップスの応募女性においても中イキやクリイキと同時に潮吹きする女性は稀でした。

オーガズム

クリトリス刺激による快感から得るクリイキや

Gスポットやポルチオなどの膣内性感帯への刺激から得る中イキなどが検討します。

クリイキも中イキも快感や性的興奮が

ピークに達することで誘発されるのが特徴です。

クリイキと中イキでは快感の種類や持続性に違いがあります。

クリイキはイッた後に快感は下がっていきますが

中イキはイッた後も断続的に快感が続き

連続でオーガズムをむかえることが出来ます。

クリイキと中イキの違いに関しては以下の関連記事で詳しく解説しています。

女性射精

「女性が射精するの？」と驚かれる方もいると思いますが

男性の精子のような白濁の液体が

尿道周囲のスキーン線から少量出ることがあります。

潮吹きのように大量には出ないため見過ごされがちですが

中イキの前後や最中に出るのが特徴です。

中イキ出来る女性でバイブやディルドを使ったオナニーで中イキした後にじっくり膣近辺を観ると確認できる場合もあります。

以前は女性射精は潮吹きと一色淡にされていました。

研究が進んでいる現在では潮吹きとは別物としてみられています。

海外の研究において女性射精液の成分を調べた結果

潮とは違う成分が確認されています。²

日本ではエロ動画や女性向けアダルトコンテンツの影響で

潮吹きへのインパクトが強くなりがちですが

性教育や性科学が普及している海外では40年近く前から一般化しています。³

さらに日本では女性のスキーン腺や女性前立腺に関する知識が

ほとんど一般化していないため

「女性射精」が認識されにくいという背景もあります。

女性の潮吹きとオーガズムの違いと特徴

経験が浅い男性の中には

「潮吹き=オーガズム」と

勘違いしている男性もいます。

しかし前述した通り基本的には別物です。

潮吹きを演出として扱う場合が多いエロ動画でも

女性が潮を吹きながら

「イクゥ～」

と絶叫しながらオーガズムをむかえる

シーンはあまり観たことがありません笑

女性にとって潮吹きが必ずしも快感を伴うとは限らないのです。

そこでここからは

女性の潮吹きとオーガズムの違いに関してを

それぞれの特徴と共に解説していきます。

生理的現象と性的現象

気持ちが良いから

あるいは

オーガズムに達したからといって

潮を吹くことはありません。

逆に

潮を吹いたからオーガズムに達したということもありません。

先ほど解説した通り

潮吹きとオーガズムは異なる生理的・性的現象です。

潮吹きは性的快感とは無関係に刺激だけで吹くこともあり

性的興奮や刺激で誘発されるオーガズムの一形態ではなく

身体的反応・生理現象に非常に近い現象といえます。

潮吹きの際の女性の感覚としては

おしっこ出そうになる

吹いている感覚すら無い

という声もあり快感に関しても個人差があります。

オーガズムの際には女性自身も

性的な快感がピークになると共にオーガズムがくることを

自覚しながら「ビクンビクン」と身体が動きます。

中イキの場合は性的快感のあまり痙攣する女性もいます。

オーガズムは性的現象といえます。

身体的快感より精神的要因の快感が強い

中イキの場合は内部からの快感が中心で

深い満足感を感じる女性が多いのが特徴です。

潮吹きの場合は

圧倒的に快感時間が短く

快感があったとしても潮を吹いている前後にとどまります。

快感の深さも中イキに比べると浅いものになります。

オーガズム的快感というよりも

「開放的に噴射する快感」といった精神的要因の快感が強い傾向にあります。

例えば

おしっこしたいのを極力、我慢して

やっとトイレを見付けて駆け込み

排尿する際の解放的快感のような感じでしょうか。

当エステ「リップス」で

中イキできる女性で

なおかつ

体質的に潮も吹ける女性に対して

実際に潮吹きの時の快感度合いに関して

話を聞いてみると

みなさん口を揃えていうのは

「中でイってる時のほうが気持ち良い」

という事です。

女性の体質によっては「イキ潮」といって

中イキしながら潮を吹いてしまう女性も時々います。

当エステ「リップス」にご応募頂いた女性の中にも

例えばこちらの女性

上記の体験談の記事内でも紹介されている通り

シーツがびしょ濡れになるほど

中イキしながらイキ潮を吹いてしまっていました。

潮吹きにはリスクがある

断続的なオーガズムを得られるという好奇心から

中イキ出来るようになりたいという女性は多いです。

少数ではありますが潮を吹けるようになりたいという女性も居ます。

しかし潮吹き出来るようになるための

潮吹き開発にはリスクも伴います。

膣内の潮を吹きやすい場所に力を掛ける際に

膣の内部を傷つけてしまい出血の原因や

潮を吹けるようになったとしても

意志と反して吹きやすくなってしまい潮吹き癖がついてしまうリスクがあります。

中イキしながら潮を吹くイキ潮が癖になってしまうリスクがあります。

潮は吹けるようになるためにも吹けるようになった後も

リスクが付きものという事を覚えておきましょう。

潮吹き癖やイキ潮に関連しまして

以下の記事では中イキしたいのに潮吹きに

なってしまう場合の対処策を解説しています。

まとめ

潮吹きとオーガズムはどちらの現象も

女性によって経験の有無が異なり

個人差が非常に大きいといえます。

僕自身リップスの活動を通じて本当にそのように思います。

潮は吹けるけど中イキは出来ない

中イキ出来るけど潮は吹かない

それぞれが悩みとなっている女性もいます。

そのような中で一ついえることは

クリイキや中イキなどのオーガズムは

快感のピークであり性的な解放感を伴うことに対して

潮吹きは必ずしもそうではないということです。

どちらが「正しい」快感ということではありません。

女性の性的快感や感じ方は千差万別で多様だと思っています。

オーガズムや潮吹きを追求する上でそこを理解することも重要です。

参考文献

当記事では第三者的意見の観点から女性の潮吹きとオーガズムに関する専門家の研究報告なども交えながら紹介しています。

1. Enhanced visualization of female squirting ↩︎
2. The Female Prostate Revisited: Perineal Ultrasound and Biochemical Studies of Female Ejaculate ↩︎
3. The G Spot and Other Recent Discoveries About Human Sexuality ↩︎

※1・2022年岡山中央病院によって発表された研究データを参考にしています。潮吹き時の体内の液体の動きを可視化した結果、潮吹きの主成分は尿であり、スキーン腺からの分泌物が混在している可能性が示唆されています。この研究は日本泌尿器科学会の公式ジャーナル『International Journal of Urology』にも掲載されています。

※2・オーストリア出身の泌尿器科医で女性泌尿器学・性科学に関する研究を行っている臨床医兼研究者で構成された研究チームによる文献を参考にしました。
女性のスキーン腺（通称「女性前立腺」）の実在性と機能を超音波診断、生化学分析を用いて検証した研究になります。女性の射精液においてPSA、PAP、フルクトース、グルコースが高濃度で含まれていることが確認されています。

※3・アリス・カーン・ラダス（当時コロンビア大学教育学博士）やビバリー・ウィップル（当時ラトガース大学教授、現在同大学名誉教授）などの性科学研究者によって書かれた初版発行1982年の書籍になります。
この書籍が女性の性的快感に関する新たな視点を提供し、とくに「Gスポット」および「女性射精」の概念を一般に広めたことで知られています。